靴の内側ばかりすり減る原因|オーバープロネーションとの関係

靴の内側ばかりすり減る原因|オーバープロネーションとの関係

普段履いている靴を見たときに、かかとの内側や靴底の内側ばかりすり減っていることがあります。

「歩き方のクセかな」と思ってそのままにしている方も多いですが、靴のすり減り方は足の使い方を知るための一つの目安になります。

特に靴の内側が強くすり減る場合、足が内側へ倒れ込みやすい状態、いわゆるオーバープロネーションが関係していることがあります。

 

靴の内側がすり減るのはなぜ?

歩くときや走るとき、足は地面からの衝撃を吸収するために少し内側へ倒れ込む動きをします。

この動きは「回内」と呼ばれ、正常な足の動きです。

回内そのものは悪いものではありません。

しかし、足が内側へ倒れ込む動きが強くなりすぎると、かかとや土踏まずが内側へ崩れやすくなります。

その結果、体重が靴の内側にかかりやすくなり、靴の内側ばかりがすり減っていくことがあります。

靴のすり減り方で確認したいポイント

靴を見るときは、かかとだけではなく、靴底全体を確認することが大切です。

次のような状態がある場合は、足の使い方を確認した方がよいことがあります。

・かかとの内側が強くすり減っている
・靴底の内側だけが早く減る
・左右で靴の減り方が大きく違う
・片方だけ靴が傾いている
・靴の内側がつぶれている
・歩くと足が内側へ倒れる感じがある
・長く歩くと足裏やすねが疲れやすい

ただし、靴の内側がすり減っているだけで、すぐに異常と判断するわけではありません。

靴の種類、歩く距離、使っている期間、歩き方、体重のかけ方、過去のケガなども関係します。

そのため、靴の減り方はあくまで一つのサインとして見ていきます。

オーバープロネーションとの関係

オーバープロネーションとは、足が内側へ過度に倒れ込む状態です。

土踏まずが低下しやすく、かかとが内側へ傾きやすくなります。

この状態が続くと、足元のバランスが崩れやすくなり、靴の内側に負担が集中することがあります。

 

 

正常な足とオーバープロネーションの比較画像

足元の崩れは、足だけの問題で終わらないことがあります。

足が内側へ倒れ込むと、膝も内側へ入りやすくなります。

その結果、すね、膝、股関節、腰などに負担がかかることがあります。

特にスポーツをしている方では、走る、止まる、切り返す、ジャンプする、着地するなどの動作で足元の不安定さが出やすくなります。

起こりやすい症状

靴の内側がすり減りやすい方や、オーバープロネーションがある方では、次のような症状に関係することがあります。

・足裏の痛み
・足底筋膜炎
・シンスプリント
・アキレス腱まわりの痛み
・足首の捻挫を繰り返す
・膝の内側の痛み
・膝の前側の痛み
・股関節の違和感
・腰への負担
・スポーツ中の踏ん張りにくさ

ただし、これらの症状がすべて足の倒れ込みだけで起こるわけではありません。

筋力、柔軟性、関節の動き、練習量、靴、フォーム、競技特性など、複数の要因が関係します。

足の形だけで決めつけず、動きの中で確認することが大切です。

 

 

インソールでできるサポート

靴の内側ばかりがすり減る場合、インソールで足元をサポートすることがあります。

インソールは、土踏まずを支え、かかとの傾きを安定させ、足元のバランスを整える目的で使用します。

大切なのは、足を無理に固めることではありません。

歩く、走る、踏み込む、着地するなどの動作の中で、足が安定して使いやすくなるようにサポートすることです。

次のような方は、インソールを検討することがあります。

・靴の内側ばかりすり減る
・歩くと足裏が疲れやすい
・すねの痛みを繰り返す
・足首の捻挫を繰り返す
・膝の痛みがある
・スポーツ中に踏ん張りにくい
・足のアーチが落ちていると言われたことがある
・靴を変えても痛みが戻る

 

インソールだけで全てが解決するわけではありません

インソールは足元を支えるための有効な選択肢の一つですが、インソールだけで全ての症状が改善するわけではありません。

足首の動き、ふくらはぎや足部の筋力、股関節の安定性、膝の向き、歩き方や走り方、スポーツ動作なども関係します。

そのため、必要に応じて次のような確認も行います。

・足部の状態
・靴のすり減り方
・歩行の確認
・片脚立ち
・スクワット
・ジャンプや着地
・足首や股関節の動き
・スポーツ動作での足の使い方

靴のすり減り方は、足の状態を知るための入口です。

そこから、足部だけでなく、膝や股関節、体幹まで含めて確認することが重要です。

当院での確認

池上7丁目整骨院では、足の痛みやスポーツ障害に対して、足部の状態、靴のすり減り方、歩行、片脚立ち、足首の動き、膝や股関節の使い方などを確認します。

必要に応じて、インソールやサポーターのご提案も行っております。

足底筋膜炎、シンスプリント、足関節捻挫、膝の痛み、外反母趾、成長期のスポーツ障害などでお困りの方は、一度ご相談ください。

まとめ

靴の内側ばかりすり減る場合、足が内側へ倒れ込みやすい状態、いわゆるオーバープロネーションが関係していることがあります。

足の内側への倒れ込みが強くなると、靴の内側に負担がかかりやすくなり、すね、膝、股関節、腰などにも影響することがあります。

ただし、靴のすり減り方だけで原因を決めつけることはできません。

足部、靴、歩行、筋力、柔軟性、スポーツ動作などを含めて確認することが大切です。

靴の内側ばかりすり減る方、足裏やすね、膝の痛みを繰り返す方、スポーツ中に踏ん張りにくい方は、一度ご相談ください。

 

2026年7月19日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : 池上7丁目整骨院