池上7丁目整骨院 夏の水分補給シリーズ⑥

運動前・運動中・運動後 いつ飲むのが効果的?

~「何を飲むか」だけでなく「いつ飲むか」も重要です~

はじめに

これまでのシリーズでは、

  • 第1回:夏の水分補給、本当に足りていますか?
  • 第2回:のどが渇いてからでは遅い?「自発的脱水」とは
  • 第3回:脱水すると体の中で何が起こる?
  • 第4回:水・スポーツドリンク・経口補水液の違い
  • 第5回:汗で失われるナトリウムの重要性

についてご紹介しました。

今回は、「いつ水分を摂るのがよいのか」というタイミングについて解説します。

のどが渇いてからでは遅い?

運動中に「のどが渇いた」と感じた時には、すでに体内の水分がある程度失われていることがあります。

そのため、暑い時期や運動時には計画的に水分を補給することが大切です。


運動前の水分補給

運動を始める前から脱水状態になっていると、

  • パフォーマンスの低下
  • 体温上昇
  • 疲れやすさ

につながることがあります。

運動前には、時間に余裕をもって水分を摂ることを意識しましょう。

 

運動中の水分補給

長時間運動する場合は、一度に大量に飲むよりも、こまめに少量ずつ補給するほうが体への負担が少なくなります。

特に

  • 気温が高い日
  • 湿度が高い日
  • 発汗量が多い人

では、普段以上に水分補給が必要になることがあります。

60分以上続く運動や大量発汗が予想される場合には、水分だけでなく電解質(ナトリウムなど)の補給も検討しましょう。


運動後も水分補給は続きます

運動が終わったからといって、水分補給も終わりではありません。

汗で失われた水分は、運動後にも回復させる必要があります。

尿の色が濃い、口が渇く、体重が大きく減っている場合は、水分不足の目安になることがあります。


一度に大量に飲めばよい?

「まとめてたくさん飲む」よりも、数回に分けて補給するほうが体に吸収されやすく、胃腸への負担も少なくなります。

暑い日ほど、のどが渇く前から少しずつ飲む習慣をつけることが大切です。


池上7丁目整骨院からのアドバイス

スポーツをしている学生では、

  • 練習前は忙しくて飲まない
  • 練習後だけ大量に飲む

というケースをよく見かけます。

しかし、暑い季節は

「運動前」「運動中」「運動後」

それぞれのタイミングで水分補給を行うことが、熱中症や脱水予防につながります。


まとめ

  • のどが渇く前から水分補給を始める
  • 運動前・運動中・運動後の3つのタイミングを意識する
  • 一度に大量ではなく、こまめに補給する
  • 長時間運動では電解質補給も状況に応じて取り入れる

シリーズ記事

第5回:汗で失われるナトリウムの重要性(内部リンク)

第7回:子ども・高齢者は特に脱水に注意!(次回公開予定)


イラスト①

「運動前・運動中・運動後の水分補給タイミング」

内容:

  • 🕒 運動前
    • コップ1杯の水
  • 🏃 運動中
    • こまめに少量ずつ補給
  • ✅ 運動後
    • 汗で失われた水分を補給

3つを横並びのタイムラインで表示。


イラスト②

「一気飲み vs こまめな水分補給」

左側

  • コップを一気に飲む人物
  • 「一度に大量」

右側

  • 数回に分けて飲む人物
  • 「こまめに少量ずつ」

下部に

おすすめ:のどが渇く前から計画的に補給しましょう。


参考文献

  • American College of Sports Medicine Position Stand: Exercise and Fluid Replacement
  • Japanese Society of Biometeorology 熱中症予防に関する提言
  • 日本スポーツ協会「スポーツ活動中の熱中症予防ガイドブック」
  • 『臨床スポーツ医学』Vol.43 No.8(2026)「スポーツと水」
 
 
2026年8月5日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : 池上7丁目整骨院