痛みやつらさがない身体を!
当院ではストレッチやテーピング、姿勢の改善などのケアも、身体に変えていくための治療であると考えています。
人間の身体を構成するパーツは基本的に消耗品なので、使えば使うほど消耗します。痛くなったらまた治療すればいいと思いがちですが、痛んでから来院された場合には、筋肉や組織が損傷しているため、1回で痛みや損傷を治癒させることは難しく、痛みを抱えながら数回の通院が必要となります。また、炎症を抑えた後、身体を動かしても痛みが出なくなるまでの機能回復にも時間を要します。
そこで当院では、痛くなってからではなく、痛くなる前にメンテナンスをおこなうことをおすすめしています。普段から定期的にメンテナンスしていれば、ある程度の負荷に耐えられる身体になっています。少し負荷をかけ過ぎて、膝が痛いかな?足裏が痛いかな?となった場合でも、大きなケガにはなりにくいものです。その都度負荷を緩めたり、治療したりすれば、すぐに復帰できる可能性が高いのです。
ところが、全く身体のメンテナンスをしない人がいきなりハードな運動や負荷をかけたらどうなるでしょうか?全身筋肉痛ならまだいい状態。膝を痛め、腰を痛め、最悪、アキレス腱を損傷したり、肉離れを起こしたり、大ケガにつながる危険と隣り合わせです。
こまめなメンテナンスを必要とするのが、人間の身体なのです。
事前の調整でパフォーマンスアップ!
ゴルフがお好きな方は、ゴルフを楽しむためにさまざまな体調の準備(コンディショニング)を積極的におこなっていることでしょう。
例えばリラックスしたスイングのためには、ウォーミングアップを十分におこない、疲労しやすい部位をストレッチします。ゴルフの前日はマッサージを受けて疲労を持ち越さないように工夫したり、夜更かしを避けて睡眠時間を十分にとるのも、コンディショニングのひとつの方法です。みなさんは普段どのようにコンディショニングをされていますか?
パフォーマンスアップのためには、筋肉の弾力性を高めておくことが一番有効です。当院では可動域の改善を目的とした「ストレッチ」と筋肉をゆるめる「マッサージ」を組み合わせたプログラムをおすすめしています。
アウターの筋肉にマッサージ作用を加えることで、血液、リンパの循環が促進され、筋、腱、その他軟部組織に柔軟性とリラクゼーション効果を与え、身体を動かす準備が整います。その結果、運動時の身体のパフォーマンスがアップするのです。
しかもその効果は、施術した直後から体感できます。筋肉組織がかなり硬い場合でも、特別なハンドマッサージで原因となっている筋肉をほぐし、からだの柔らかさと軽さを同時に感じることができるのです。定期的にメンテナンスを受けている方からは「即効性があって、安心感につながり、パフォーマンスを生み出すことができる」と好評です。
身体を動かした後こそ大切!アフターケアメンテナンス
ジョギングやウォーキングの後、スポーツの試合後や練習後の身体は、あなたが感じている以上に疲労しています。その疲労を蓄積させず、回復を促進するために、アフターケアが大事です。スポーツでは、日常生活では使わない筋肉を使います。そのため、身体を動かした直後は筋肉が縮んで緊張が強まり、疲労物質も蓄積している状態です。この状態で無理に筋肉を緩めようとすると、通常よりも「伸び」が悪いために痛みが出ます。手技マッサージや電療機器を使用したアフターケアメンテナンスを受けるのが効果的です。特に、運動後40~60分くらいの時間を空けておこなうのが効果的で、マッサージや特殊な電療によって筋緊張緩和の効果が期待できます。ポイントは「強さ」ではなく「深さ」。もしあなたがマッサージで「効く強さだけど嫌な痛さはない」という感覚を覚えたら、信頼できる施術者に出会えたと思っていいでしょう。マッサージの施術者は、指で相手の「痛み」「筋緊張」を読み取る感性が必要なのです。
アフターケアメンテナンス効果を出せるマッサージは、筋肉ストレッチと同じ作用を狙います。強い刺激を与え、刺したり潰したりして組織を破壊することではありません。アフターケアメンテナンスに適した特別な手技で、縮んだ筋肉を伸ばし、異常筋緊張した筋肉を緩めます。
さらに、疲労物質を停滞させないよう血液に酸素や栄養を運んでもらうためにも、特殊電療機器でリンパや血液の流れを促進させ、スピーディーな疲労回復につなげましょう。